満開のサクラと迎える4月。＆　仙台市『アールバイココリーネ』さんでPOPUP開催させていただきます！

2022.03.29

みなさんこんにちは！
サクラの花が綿あめのようにふわふわと塊になって春風に揺られています。
枝や幹など茶色が見えなくなるほどにうめつくされた淡いパステルトーン。

そして花のすき間からは葉芽も！
そんな冬の姿から一変した自然美がたくさんのところで視界に入り心が和らぎます。

わたしの住んでいる集合住宅の目の前に、ブランコと鉄棒と滑り台のある小さな公園がありました。

そしてその公園の中心には大きなサクラの木が。

自宅の窓から見えるそのサクラを昼夜問わず眺める、、というこの季節だけの特別感を例年味わっていたのですが

半年ほど前そのサクラの木が伐採されるという出来事が。

マンションの駐車場と公園にかかるところに
あたらしい道路ができるための計画的なものです。

その工事中には、公園の鉄棒やブランコなど遊具がみごとに重機で掘り起こされて
折れ曲がった鉄の塊が荒々しく散らばっていました。
少し前から分かってはいたことなのですが
まさか慣れ親しんだ公園がこんな姿に変わってしまうとは。

その光景を悲痛な思いで目にしていたのも束の間。
目の前には先まで見通せる一直線の空間と柵、

敷地内にあった駐車場スペースが一部道路になるかわりとして新品の立体駐車場が完成しました。

車が走り出したら今の静けさは変わってしまうのかなと心配もありますが
すぐ道の向こう側にあたらしい公園もできるようです。
変わっていく楽しみもあるなと考えるようになりました。

もしかしたら今年の夏は、蝉の大音量の鳴き声は聞かずにすむのかもしれません。
窓からの新たな景観にも見慣れてきたこの頃です。

さて、明日でとうとう3月も終わりです。

今年度の終わりは、例年以上に身近なところでのお別れがいくつもありました。

伴う別れは悲しいけれど、同時に湧いてくる満ちた思い出や成長の感覚。
別れを機にその過ごした時間へ思いを馳せ
『ありがとう』をしみじみと感じる瞬間でもあります。

相手のことを思いながら浮かんでくるのは、極端な出来事ではないんですよね。
日常の中のささいなことや、ああ、助けてもらっていたな。支えてもらったな。
どれだけ気持ちに寄り添ってもらったのかということでした。
気持ちが通う時間を一緒にもてたこと。そう感じさせてもらえたことは本当に幸せなことだな。
そう思い出しては涙腺が緩み、それを繰り返しながら過ごした3月でした。

迎える4月。それぞれの再スタートの季節です！
不安は入り混じりつつも、我が家の窓からの景観と同じようにちょっとした変化も前向きに楽しみながら
新しい景色にだんだんと慣れていけるといいなと思います。