こんにちは。
この数日ぐんと冷え込みが厳しくなってきましたね。
今週末はあたたかい寝具を出さなくちゃとか
冬物のクリーニングはいつ戻ってくるんだっけ、、と
急な支度事ができてしまって、なんだかバタバタしています。
10月に入ってイベントごとが少しずつ動き出して
子供たちはよいリフレッシュになっているようです。
今日は次女の芋掘り遠足の日でした。
いつもより大きなリュックサックで、いつもより30分も早く出かけていきました。
昨夜の雨もすっかり上がり、めちゃくちゃいいお芋掘り日和でよかったです。
今月はミニ運動会もあったんですが、そういえばその日も台風一過、晴天に恵まれました。
「せんせーは、“はれ おんなのこ” なんだよ。」
娘はよくそう話してくれました。
今月は特に先生のパワーに感謝、感謝、、です。
限られた時間とスペースの中での演技。まるでメドレーのようでしたが
久々に揃って見たクラスみんなの堂々とした姿はみごとでした。
ただ残念なことに娘の白チーム、リレーには負けてしまったんです。
首にメダルをかけてもらうときも、集合写真をとるときも
悔し涙は止まらず・・・
幼いながらに体いっぱいで悔しがるその様子からは
この園で何年も積み重ねてきたものを感じられて、こちらもじーん。。
とても愛おしい姿でした。
ごきげん斜めでも、拗ねていても、疲れていても
大好きな粉ものがあれば元気がでる・・・よね!
そんなわけで、頑張ったそんな日の夕食は「パンとパスタ」。
ここぞというときのうちの超定番メニューです。
気づけば、、
「土曜の夜はパン」
ステイホームが続いたいつかの頃から
我が家にはそんなルーティーンができていました。
週末夜のパン生活は今も続いているのですが
土曜の夜がパンと決まっていると、案外良いこと尽くめなのです◎
まずメニューに悩む時間が劇的に減りました。
きほん洋食派な子供たち、パンにサラダにお肉を焼くのが定番。
かなりの量のパンを食べるので、十分なお腹具合です。
そして「今日のメニューなにー?」の質問にも
「えー、パンだけどー?」と返す。
もはやパンがおかずのような、この変な返しで話がまとまるようになってきました。
メニューで不機嫌、、、みたいなことも減って(平日はありがちです・・・)
みんながハッピーになれる土曜の夜。 平和でありがたいですねw
お出かけした先では、いろんなお店を訪れてパンの大人買い。
感想を話しながら子供たちと好みを確かめ合ったりして、パン話は弾みます。
ステキなパン屋さんが無限なので、これからもパン活は永遠です。
ウーサと「シェ・リュイ」代官山
ウーサが今の祐天寺エリアに移ってくる前のこと
代官山の猿楽町の一戸建てに作業スペースを構えていました。
その頃より通っていたパン屋さんがあります。
代官山駅から当時のウーサまで向かう途中の角地にある
「シェ・リュイ」さんです。
店内が見通せるウインドウに
黒を基調にしたクラシカルな窓枠。
ベリー系の赤の日よけに白の筆記体でお店の名前が描かれています。
パリの街角のような雰囲気で、いつも活気がありました。
お店でわたしが一番好きなのは「フランスクロワッサン」。
クロワッサンなのに三日月型ではなくてシナモンロールのような円い形が特徴です。
パン生地の上には、キャラメリゼされたシロップがかかっているので
カリッ・・・ジュワッ・・・モチッ・・・
絶妙な食感、広がるバターの香りとやさしい甘さが楽しめます。
パン屋さんのパンってやっぱり美味しいなーと、何気なく口にしていた当時のわたしでしたが
この「フランスクロワッサン」を食べたとき
おいしいものってこんなにも満たされるんだ! といつもとは違う次元で
衝撃をうけたパンだったように記憶しています。
駅近のビル、代官山アドレス内にも店舗があり、そちらもよく利用していました。
ランチの時間をあれやこれや楽しんでいた当時の記憶が蘇りとても懐かしいです。
シェ・リュイ 祐天寺店
2016年。ウーサは東急東横線祐天寺エリアに移り
2018年には直営ショップに作業スペースやオフィス機能も統合。
いまわたしたちはここで作業をしているのですが
その最寄りの祐天寺駅、西口改札からすぐのところにも
なんと・・・「シェ・リュイ 祐天寺店」があります。
ここにもお店があるなんて!
それはもう、うれしくて仕方のない偶然でした。
こちらは祐天寺店。
2階は工場となっていて(昔はイートインできたようです)
焼き立てのパン、そしてケーキなどのお菓子も1階のお店に並びます。
老舗のブランジェリー・パティスリー・フレンチレストランとしても有名な「シェ・リュイ」さん
創業は1971年。代官山の猿楽町直営店の開店は1975年。
長く広く親しまれ、本当に幅広い年代にファンの多い人気店だろうと思います。
少年時代に自宅の庭に咲いていた
泰山木の花をモチーフにした包装紙
わたしにとってのシェ・リュイは
パンだけでなく他にもお楽しみがいっぱいです。
クリスマスや誕生日にオーダーさせてもらったチョコレートケーキ。
(パンもケーキもチョコレート系は特に絶品♩)
パイ、カヌレ、ガレットやラスクにプティフール。
いつ手にとっても変わらない美味しさです。
展示会に来てもらったお客さまへのお土産にと
ウーサでもよく、シェ・リュイさんのプティフールを選んでいました。
箱入りの贈答品だけでなく小分けして売られている焼き菓子も
そのままギフトにできるように
包装紙と同じ柄の青い紙袋に、リボン付きのシールを張って個包装してくれました。
シェ・リュイさんオリジナルの包装紙。
全体が青でまとめられたシックなお花の柄です。
こちらは紙袋。
同じ柄がベージュ色で紙袋の内側全面に入れられていて
中をのぞいた時にも味わいがあってかわいいデザインです。
素敵だなと思いながら何気なく手にしていたラッピングなのですが
包装紙の柄にはエピソードがありました。
創業者である平井政次さんが幼いころ自宅の庭に咲いていた
泰山木の花をモチーフにしたものなのだそうです。
そして10年経ったときにその柄の枝の間に「巣」を
そのまた10年経ってから「小鳥の卵」を巣の中に加えたそう。
印象的な言葉と共に、創業者の平井政次さんのメッセージが
ホームページに綴られています。
わたしと同じようにたくさんの人が
品物を通じて心を動かされていることでしょう。
包装紙の柄のその後のストーリーも
お店に伺う毎に見ずにはいられなそうです。
先ほど一番好きなパン「フランスクロワッサン」のことを話題にしましたが
一番のお菓子はといえばこちら「パン ダマンド」。
サトウキビのお砂糖とアーモンドのクッキーです。
ほんのりとした優しい甘さで、固めのクッキー生地が最高に好みです♩
昔わたしが入院しているときのこと、
鈴木がこのクッキーを差し入れてくれたこともありました。これまた懐かしい。
(私の好みをすこぶるよく知ってくれているのですw)
いつか祐天寺に足を運んでいただく事があれば
帰りの駅で「シェ・リュイ」さんのパンやお菓子も手にしてみてくださいね。
次の日の朝食や、我が家のように「夜パン」もぜひどうぞw
それにしても急すぎるほどのこの寒さ。
手足の先まで冷えて固まりがちになってしまいますね。
体調にも変化が出やすい時期かと思いますので
皆さまどうかお気をつけてお過ごしください。
2021.10.20 kaneko