こんにちは。
シルバーウィークの、ちょっとした休日モードが終わって
カレンダーは10月にかわりました。2021年もあと3か月なんですね。
今年の終わりが頭にちらつき始めて
なんだか焦りも感じてしまいます。
長い緊急事態宣言もあけましたね。
色々な場所で予約システムなどが整ってきて
混雑を避けながら出かけられるようにもなりましたよね。ぜひ上手く利用していきたいです。
引きつづき、マスクと手洗いうがいは徹底して
油断せず生活しなくてはいけないですね!
町ではハロウィン飾りが楽しめる季節。
先日予定をたてて出かけた帰りに、人形町のハンカチ専門店にふらっと立ち寄ってみました。
お化けや、黒猫、黒いお城のワンポイント刺繍のハンカチが並んでいて
シーズンテーマの刺繍のハンカチなんて、すごくこだわりを感じるなと
小さな四角い世界にときめいてしまいました。
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-4-5
ドレッシーで繊細なレースハンカチからクラシックなポケットチーフ。
高級感あるラインナップの中に
子供用の小さいサイズのタオルハンカチもあったりしてとても多様。
伝統芸能「能」の活動を行う「瓦照苑(がしょうえん)」とのコラボで
能装束(のうしょうぞく)の繊細な柄と鮮やかな発色を表現したハンカチなんかもありました。
はっとするような、美しい色彩が目に飛び込んできました。
一点一点が凝った仕様ですごく見ごたえがあります◎
そして刺繍へのこだわりも大変奥行きのあるもので
お店でおもわず「かわい~」と声にしてしまったのはこちら。
ハンカチの端を引っぱるネコの刺繍。
手のところに注目。くしゅくしゅ~っと端が手繰り寄せられているのです。
こんな動きのある刺繍があるなんて!インパクト抜群でした。
かわいさの余韻から後にオンラインショップを覗くと
「HIKKOMI(ひっこみ)シリーズ」という名前が付けられていたんです。
名前までかわいい!
落っこちてしまいそうなのか、上に登ろうとしているのか、ぶら下がって遊んでいるのか。
見る人の想像で様々なストーリーが浮かぶデザインだそうです。
猫以外にもいろいろな動物バージョンがあって、どれもかわいらしい!
ぜひ見てみてくださいね。
店内には木製表紙の刺繍見本帳が用意されています。
お気に入りのモチーフの刺繍をハンカチに入れてもらえたり
オリジナルオーダーにも対応してもらえるそうです。
こちらはお店のショーウィンドウに飾られていたもの。
Nの文字だけもこんなにも種類があるんですね。
2色、3色使った凝ったデザインもありました。
「糸の種類もこのなかからえらべるんですよ。」と店員さん。
ささっと糸色見本も見せてもらいましたが
ベージュからピンクグレーにかけての淡いお色が何色もあったり
ちょっとスモーキーなお色や、グリーンにしてもビリジアングリーンのような
辛口で深いお色も揃っていて、どれもシックで素敵なのです。
イニシャル以外にも、ラッキーモチーフやさまざまなライフシーンが浮かぶモチーフ。
インスピレーションを生かした、世界でただ一つのハンカチーフが作れますね!
イニシャルアクセサリーのこと
ハンカチ×イニシャルは定番ですが、イニシャルアクセサリーもまた
パーソナルな楽しみ方が魅力のアイテムではないでしょうか。
最近雑誌でも度々目にするので
人気の高まりを感じ、ウーサでも改めて注目しているところ。
自分の名前や、大切な人の名前など
お守りのような存在をイメージしますが
例えば 好きな言葉の頭文字だから! 形が好き! という声もすごく多いです。
たくさんある中から自分らしいものを選んだりするのがまた
特別なものとして愛着が持てますよね。
そして少し別の角度からになりますが...
花に花言葉があるように
イニシャルにも同じように「文字に込められた意味」というのがあるそうです。
ちなみにわたしのイニシャルは「M」なんですが
「M」には、 — 水・波・生命・包容 —
という意味が込められています。
ヘブライ語で「水」を意味する「メム(mem)」の頭文字。
小川や海の波を描いた文字が原型となったと言われていて
特に小文字の「m」はさざ波や水流を表していたんだとか。
イニシャルの起源までは一般的ではないとおもいますが
今まで知る機会がなく、ちょっとした驚きもありました。
調べて気になったものを選ぶのも新発見!
生まれた月の誕生石のアクセサリーや星座モチーフのアクセサリー。
ラッキーチャームと呼ばれるアクセサリーも人気ですね。
いつも身に着けるアクセサリーにちょっとだけ意味を込めることで
毎日の生活を変えてくれたり気分を上げてくれることがあるかもしれません。
ウーサのイニシャルモチーフシリーズ
「Ornament オーナメント」
オーナメント飾りのイメージより名付けた
K10素材のイニシャルモチーフシリーズ「オーナメント」はウーサのロングセラー品。
イニシャルチャームといえば、かっちりめのブロック体を
思い浮かべる方も多いと思いますが
ウーサのものは、なめらかな曲線の筆記体ロゴを
オーバルモチーフの中に収めたデザイン。
シンプルな形だけに、ペンダントトップをチェーンに通すための
「バチカン」と呼ばる金具箇所はすっきりとしたレモン型に仕上げ、
トップモチーフの引き立て役としてこだわりました。
華奢なゴールドチェンにトップが下がったネックレスと
共通するチャームでブレスレットもあります。
チャームだけでの販売もしています。
イニシャルモチーフは全部で10種類。
名前に多く使用されている [ A・C・H・K・M・N・R・S・T・Y ] をピックアップ。
また、イニシャルモチーフの他にラッキーチャームとしても人気の
ハートとクロスモチーフもオリジナルで作りました。
主張し過ぎないから着けやすい華奢クロスと
甘くなりすぎないアンティーク調のハート
オーナメントシリーズには、ミル打ちと呼ばれるジュエリーの技法用いて製作した
モチーフチャームが2種類あります。
ミル打ちとは、丸い粒が連続して並んだデザインのもので
リングなどで頻繁に用いられているデザインです。
彫金道具を使って、職人さんが一つ一つ打ち込んでいく方法や
細かなものだと、型を打刻して模様をつけていくような方法があります。
ウーサではそのようにして作った原型を、型取りして鋳造し生産をしています。
シンプルなモチーフにこのミル打ちのデザインを入れると、一気に立体感が生まれます◎
光が当たると粒の一つ一つが細かく輝くのも魅力的。
アンティークジュエリーのような重厚な雰囲気が高まりますね。
― クロスモチーフ —
主張しすぎないスッキリとした華奢クロス。
古くから信仰の対象であった十字架は
持つ人に神秘の力を与え、災いから守ってくれると言われています。
― ハートモチーフ —
アンティークのロケットのような、クラシカルな雰囲気で仕上げたオープンハート。
ロケットペンダントに写真を入れて持ち歩くように
思いを秘めたり、幸運を引き寄せるモチーフとして親しまれています。
ミルうちと呼ばれる刻み模様は「ミルグレイン」とも呼ばれ
=千の粒
という意味を持つそうです。
「千」には永遠・長寿 という縁起のいい意味が込められているので
お守りの様な楽しみ方がぴったりですね。
筆記体イニシャルチャームの誕生
一般的に金属で表現されるモチーフは、ある程度の厚みやボリュームがないと
表現するのが難しいといわれています。
それは原型をもとに作ったゴム型に、溶かした金属を流し込むときに
あまりにも線が細かったり複雑すぎるような模様だと
溶けた金属がうまく全体にいきわたらず、きれいな形に出来上がらないからです。
そして繊細なものほど、磨きや組み立てなどの制作過程の中で
切れたり破損したりと、強度的に厳しいケースもあります。
くっきりと際立った形やボリューム感が楽しめる
コロンとしたイニシャルアクセサリーや
ダイヤや石などの装飾を加えたデザインは目にする機会が多く
もっときゃしゃで、女性らしくて、カジュアルすぎない雰囲気の
イニシャルモチーフが作れないかなと思っていました。
「ブロック体ではなく、筆記体のイニシャルにチャレンジしてみてはどうか!?」
あえて挑戦の姿勢で、つなぎ目も細い筆記体の図案を作成し
職人さんとやり取りを重ねました。
ぎりぎりのところまで削った厚みと
全面に入れてもらったミル打ち模様。
結果、ウーサにしかない素晴らしいイニシャルチャームが出来上がりました。
職人さんの高い技術無くしては形にすることが出来ない
芸術品のようなアイテムなのです。
オーナメントシリーズは、パッと見たときは
何かの透かし模様? と感じるかもしれません。
イニシャルを抵抗なく楽しんでいただけるようにと
オーバル形におさめた意図はそんなところにもあります。
とても落ち着いた印象で身に着けられるペンダントトップではないでしょうか。
余談ですがわたし個人のInstagramのアイコンは
このオーナメントシリーズの画像を使っています。
そんなすごくお気に入りのシリーズということもあり
ご紹介もこんなに長々としてしまった次第です、、。
チャームだけを選んで、お持ちのチェーンに通して楽しむのも気軽かなと思います!
何か特別な機会に思い出して
手に取っていただければうれしいです。
今回ご紹介したオーナメントシリーズはこちら
2021.10.6 kaneko